ぱらぱらめくるだけでも楽しい一冊!全国各地の“アイスの旅”へと出かけよう

こんにちは。広島蔦屋書店の河賀です。

今日は、「暑いね!」があいさつがわりのこの時期にぴったりな、かわいくておいしい1冊をご紹介します。
わたしの大好きな甲斐みのりさんの新刊「アイスの旅」です。

アイスの旅 甲斐みのり

全国各地の200点ものアイスが収録!

全国各地で愛される200点のアイスが収録されており、おいしそうなのはもちろん、まぁかわいいこと!
まず表紙がかわいすぎやしませんか!

そしてひとたびページをめくると次々にかわいいアイスが登場し、おいしそ~、なつかし~、んでもってやっぱりかわいい~と盛り上がること間違いなしです。
女子は何でも「かわいい」と言う、とあきれられることがありますが、よいではないか!
インスタ映えバンザイ!乙女の「かわいい」がSNSを回していると言っても過言ではないのですから。

話はもどりますが、「アイスの旅」を含め甲斐みのりさんの書籍は、かわいいもの、おいしいものを紹介してくれるだけではなく、そのものに関わる人、土地、歴史にも、温かくさりげなく、時にユーモラスに触れられていて、いつもほっこりさせてくれます。
そして何よりわたしが好きなのは、そのものを通じた思い出物語が随所に掲載されていることです。

甲斐さんの物語を通じて自分の幼い頃の思い出を回想したり、ロマンチックな妄想をしたりして、すっかり乙女になるのです。

溶けない記憶。思い出のアイスは?

それではここで、わたしの思い出のアイスといえば?と考えたところ、食いしん坊なもので次々と思いだせるのですが、やっぱり宝石箱かなぁ。
なんとピンクレディーがCMしていたファビュラスなアイスです。
(そのことは忘れていたけど、マツコも好きで番組で取り上げられたらしいです。見逃した~)

黒基調のふた付カップ式で、バニラアイスに宝石に見立てた氷のつぶが散りばめられてなんともマーベラス(笑)
当時棒アイスより高価だったと記憶する宝石箱アイスを買ってもらえた時は特別感があり、大切に食べていたのを覚えています。

その他印象的なのはクロキュラー。キャッチフレーズは「君の舌を黒くするぞ」!
お察しの通り真っ黒なアイスで、中に真っ赤なソースが!

ガムンボは棒アイスですが棒の部分がガムになっていて、アイスを完食後にガムを食べるというなんともアメージングなアイス!

…等々アイスの思い出は楽しいものばかりです。

今も昔も、夏も冬も、甘くておいしいアイス。
「アイスの旅」には広島のあのお店のあのアイスも掲載されていますよ。
眺めているだけでもハッピーになれますが、このアイス食べてみたい!と思ったなら、さぁ「アイスの旅」を片手にアイスの旅にでかけましょう。