アルパークに世界最大の無印良品がオープン!広島ならではの見どころをたっぷり紹介します♡

こんにちは!ペコマガ編集部のみくに(@mikuniyuri)です。
今日は、2022年4月22日にリニューアルオープンしたアルパークへ来ています!

広島でも話題になっている「世界最大級の無印良品」がオープンしたということで、早速行ってみましょう。

アルパークは北棟・東棟・西棟とありますが、西棟へ入ります。
元々は百貨店だったところですね!

2階の入り口を抜けると、すぐに売り場が見えてきました!

そして今回は、無印良品の山口さんにご案内いただきます。
この店舗の立ち上げメンバーでもいらっしゃる山口さん。
広島アルパーク店ならではのポイントを中心に、いろいろ教えていただきます!

史上初!全商品を取り揃えた“生活全部店”

なんといっても、ここの無印良品の特徴は「ほぼ全ての商品が揃っている」ということ!

売り場面積は世界一!圧巻の1870坪!

無印良品は1Fと2Fの2フロアに展開しています。
リニューアル前の百貨店に訪れたことのある方なら「懐かし〜い!」となるこちらの吹き抜けを中心に、約1870坪の売り場が広がっております。

その広さは世界の無印良品の店舗の中では1番!

ここに写っているのはぜ〜んぶ衣料品!通路の奥まで!
さらにこの後ろもまだ衣料品エリアです…

こちらは収納用品のエリア。ここも奥の方まで全て収納用品です。

食器だけでもこんなにたくさん!

みんな大好き世界のカレーも、地域ごとにずらりと並んでいます。
ちなみにこの反対側にもまだカレーがあります…

何よりびっくりしたのは、冷凍食品のエリア。
うどんや餃子などの定番から、キャンプや時短にも便利なカット野菜、さらにスイーツまで!
ここは人気エリアだそうで、在庫のない商品もチラホラ。

みくに

無印良品に、冷凍食品ってこんなにあったんだ〜!

必要な分だけ買う、量り売りコーナー

無印良品ではお菓子やコーヒーなどを量り売りしています。
必要な分を必要なだけ買うことで、食品ロスを減らす取り組みのひとつです。

これは全国のさまざまな店舗で見かけたことのある方も多いはず!

ただこちらも、その種類が桁違いでした…!

こちらは無印良品で初めてのヘアケア商品の量り売りコーナー!
ボトルは無印良品のものでなくてもOKだそうです。ラベルをはがして洗って乾燥させて持ってきてください。
100g〜好きな量だけ入れてもらえるので、旅行用やお試し用にもピッタリですね。

ここはコーヒーやお茶のコーナー。
左側に見えるカウンター、実はここで茶葉をブレンドしてもらえる場所なんです!
全32種類のブレンドの中から好きなものを選ぶと、カウンターにいるスタッフさんがその場で作ってくれますよ♪
もちろんこれも必要な量だけ買いましょう!

茶葉を入れる缶も売っているので、ギフトにもぴったりです!

山口さん

ベースはルイボス・ほうじ茶・緑茶の3つです。
もちろんベースの茶葉のみでも購入できます!

こちらは穀物やドライフルーツ、ナッツ、コーヒーなどの量り売りコーナー。
温度と湿度を管理するために個室になっています。
現在は入室する人数を制限しています。(2022年5月取材時)

山口さん

レモンやかぼすのドライフルーツが人気です。

ドライフルーツが人気…と聞いたのにグラノーラをチョイスしてしまう私。

好きなだけ袋に入れたら、はかりに乗せて、商品番号をタッチします。

するとバーコード付きのシールが出てくるので、それを袋に貼って、

レジでお会計するだけ!簡単!
そしてなんか楽しい。子どもと一緒にやるのもよさそうです!

家具を持ち帰れる!ここでしか出会えないアイテムも。

広いからこそできたのが、ウォークインの家具倉庫。
普通なら店頭で注文して配送という流れなのですが、ここにある商品なら買ってそのまま持ち帰ることができます。

また、1点もののビンテージ家具も並んでいます。
一期一会の出会いですねえ。

山口さん

オープン当初はもっと並んでいたんですけど、だいぶ少なくなってしまいました。

みくに

オープンしてまだ1ヶ月経ってないのに…!?

無印良品のIDÉEがセレクトしたアート作品の販売も。
無印良品=シンプルなイメージですが、IDÉEでは“くらしに彩りを”のコンセプトに則って、生活に彩りをプラスしてくれるアイテムを選んでいるそうです。

IDÉEの植物コーナーも、どんどん売れていっているそう。
普段、無印良品ではあまり見かけない植物の土や肥料などもここで販売されています。

地域とつながる。広島ならではの取り組み

こちらの店舗の内装にには広島の木材が多く使われています!
至る所に、広島を感じることができます。

ここで一度、お店の正面入り口に戻ってみましょう。

無印良品と安芸太田町

木で作られたフロアマップがドーンとお出迎えしてくれます。

実はこの木、安芸太田町の旧松原小学校の廃材なんです。
松原小学校は、寺子屋から小学校になった学校で、地域の方が松原地区の木材を使って建てられた歴史があります。
残念ながら既に廃校になってしまったのですが、その木材を安芸太田町の方々が大切に残しておられたそう。
それを利用して、このフロアマップが作られたんです!

山口さん

フロアマップに使っている木材は、階段の踏み板です。

正面のオブジェもその廃材を利用したもの。
階段だった跡や、サインがまだ残っていたり、よく見ると発見があります。
ぜひお店で見つけてみてくださいね!

ここでしか買えない、白太の家具

家具コーナーにあるこちらの「白太の家具」。
これは広島アルパークの無印良品だけで販売されているものなんです!

通常の木材は木の中心部だけを使うそうで、外側の部分は使われず行き場をなくしていました。
それを使って何かできないか?と広島・府中市の企業さんと無印良品さんが作ったのがこちらの家具なんです。

色にムラがあったり、少し柔らかかったりしますが、それも木の個性。
選ぶのも楽しそう♪

もちろん、それ以外にも家具は豊富に揃っています。
例えば、こちらの「節あり家具」もそのひとつ!

こういった節がある木材は家具として使われることが少ないのですが、それも「木の個性」と捉えて家具にしているそう。
広い売り場面積があるからこそ、そうやって天板を平積みにできるのもこのお店のポイントですね!

自分の好みの節を見つけてみてください!

広島の農場で採れた野菜や果物、オリジナル商品も!

食品エリアの真ん中には青果コーナーがあります。
こちらでは、実際に広島の農家さんのところへ行って選んだ野菜たちが並んでいます。

また、キッチンカウンターには野菜ソムリエさんがいらっしゃるので、美味しい野菜の食べ方を教えてもらうこともできちゃうんです!

地域の人や企業と共に開発した商品も販売されています。
こちらは牡蠣チャウダー!
もうすぐ新しい商品の開発に向けて企画がスタートするので、何がくるのか楽しみですね。

みくに

次の商品は…なんですか??

山口さん

それは。。まだ言えません!!

買い物だけじゃない。くらしに寄り添ったコミュニティースペースとして。

さまざまな商品を販売する無印良品ですが、それだけではないんです。
この“場所”を生かして地域のコミュニティの場としての役割も果たしています。

まちの保健室&処方箋薬局

お買い物ついでに気軽に立ち寄れる場所が、まちの保健室。

管理栄養士などの資格を持った方が日替わりで毎日こちらにおられて、健康相談をすることができるんです。
血圧を測ったり、健康に関するアドバイスをもらったり。

実際に若者から高齢者まで幅広い層の方が利用されているんだそう。

なんで無印良品が保健室?と思っていたのですが、病気を未然に防ぐきっかけづくりになることで、地域の皆さんの健やかな暮らしの役に立ちたい!という想いがあったんです。

健康でいることは何よりも宝物ですもんね!

そして奥には処方箋薬局があります。
お薬をもらうために薬局へ行く、だけではなく、お買い物のついでにお薬をもらうことができるのが楽しいですね!
開放的な空間に薬局があるっていうのも新鮮。

また、こちらのスペースでは定期的にヨガや体操などのイベントや健康に関するセミナーも開催されています。
イベントの情報は、無印良品 広島アルパーク店のInstagramをチェックしてみてください!

サステナブルな取り組み

くらしに寄り添う取り組みのひとつに、“地球環境を考える”というものがあります。
無印良品さんでは、ほんっと〜〜〜にたくさんの取り組みをされているのですが、今回はその中からいくつかをご紹介しますね。

無料の給水所

全国の無印良品でも展開されているこちらの給水機。
誰でも無料で水を汲めるスポットです。

広島アルパークでは給水機が6機設置されています。

無印良品のボトルでなくてもOK!
空いたペットボトルでも大丈夫です。

ここで水を汲むことで、ペットボトルの使用を1本でも減らすのが目的。
それによって私たちの普段の意識も自然と変わってくる気がします。

みくに

1つのお店に6つも給水機があるってすごい。

ReMUJI

2F入り口付近のオープンスペースにあるのが、こちら「ReMUJI」です。
無印良品の服を回収して、藍染し販売しています。

ひとつひとつ味があって、お気に入りを見つけるのも楽しそう!

古紙になるはずだった本

この壁、全部本なんです!分かりますかね…?
査定しても値段がつかない本は古紙として捨てられてしまうのですが、それを回収して販売しています。
ちなみに、回収したあとに1回査定に出して、値段がついたらそのお金で絵本などを買って保育施設等に寄付されているそうです。

これがとっても人気コーナーで!
昔よく読んでたけど、もう売ってない本。
絶版になったけど欲しかった本。
そういったものを探している方が喜んで買っていかれるそうです。

本来だったら古紙として捨てられてしまうはずだった本が、本としての役目を果たし続けるって素敵なことですね…♡

見どころたっぷりの無印良品へ!

ボリュームたっぷりでお届けしてきましたが、まだまだ伝えられてないところがたくさんあります…!
リフォームのエリアで家具だけでなくキッチンやリビングそのままの雰囲気が味わえるところとかも言いたかった〜。。

お買い物をしにくるのはもちろん、ギフトを選んだり、毎日の食事やリラックスタイムのお菓子を買いに来たり、健康相談しに来たり…
人それぞれの過ごし方ができる、世界最大級の無印良品。

足を運んだ際には、店内の木材やディスプレイにも注目してみてくださいね!
無印良品と広島がさらに好きになること間違いなしです♡