【前編】宮島水族館をどこよりも詳しく紹介!〜お魚・スナメリ編〜

こんにちはー!りこです。

今日は広島の観光スポット、宮島にやってきました!

今日ご紹介するのは、嚴島神社…を越えた先にある、あの場所です…!

表示を見ながら進んでいくと…

そう!こちら、宮島水族館です!
「みやじマリン」とも呼ばれていますね。

今日は、宮島水族館の広報担当、尻無濱(しりなしはま)さんに案内していただきます。

よろしくお願いします!

さっそく中へ入ります!

館内に入ると、こんな空間が。
ここは、チケットを買ったりロッカーを使用できる場所なんですが、普通の水族館とは違う雰囲気です。

尻無濱さん

尻無濱さん

ここは、嚴島神社の回廊をイメージして作られているんです。

なるほど〜。
確かにこの床の感じとか、水がある感じとか、嚴島神社に似てる!

さすが宮島の水族館だな〜

入館料
【一般(高校生を含む)】¥1,400
【中学生】¥700
【小学生】¥700
【幼児】¥400
※4歳未満無料
※団体利用や学校利用での料金は公式HPをご覧ください。

年間パスポート
【一般(高校生を含む)】¥3,500
【中学生】¥1,700
【小学生】¥1,700
【幼児】¥1,000

じゃあ、さっそくチケットを買って、

入ってみましょう!

瀬戸内海に特化した水族館

入ってまず見えるのが、大水槽…!ではなく、こちらの浅い干潟の水槽。

実は、実際の宮島の海岸をもとに作られているんです。

背景の絵は宮島の景色、水槽の生きものも宮島の海岸からとってきたものなんだとか。

そしてなんと時間によって潮が満ち引きするように、水位が変わるんです。

かなりリアル…!
来る時間によって見え方も違っておもしろいですね!

広島の海岸ってこんな感じなんだ〜

広島といえばカキ!カキいかだを発見

順路に沿って進むと、見えて来るのは「カキいかだ」

宮島に来るフェリーからも見えますよね!

こうして下を覗くこともできます。

カキは6mもつり下がっているので、かなり深くてびっくりです!
まさか、フェリーから見えるカキいかだの下がこんな感じになっているとは…

尻無濱さん

尻無濱さん

今覗いているこの場所、実はあるものをイメージして作ってあるんですが、わかりますか?

あ!船だー!

船からカキいかだを見てるみたいになってる!おもしろい!
これはよく見ないと気づかないですね…

パネルにもわかりやすくカキの養殖について書かれています。

よーく見ると…

広島弁だー!親近感!

こどもたちにも楽しんで読んでもらえるように工夫されているんだそうです。

海水から淡水コーナーへ

尻無濱さん

尻無濱さん

ここからは淡水コーナーなのですが、どうしてカキいかだコーナーの隣にあると思いますか?

りこ

りこ

うーん…広島は川が多いから…かな?

尻無濱さん

尻無濱さん

半分正解です!

カキが育つためには、えさとなるプランクトンが必要。
そのプランクトンが育つためには山から川にのって流れてくる栄養が必要なんです。

だから、川の多い広島はカキの養殖が盛んなんだとか。

カキが育つためには海水だけじゃなく、淡水も必要不可欠!
そういったことからカキいかだコーナーの次に淡水コーナーが作られているんです!

こんなに考えられて作ってあるなんて知らなかった〜。

カメ!かわいい!

こ、これは…!

尻無濱さん

尻無濱さん

カブトムシの幼虫です。さわってみますか?

それだけは無理です〜〜〜〜

来るたびに違う!期間限定の展示も必見

宮島水族館は「何回来ても新しい」と感じてもらえるように、展示内容を頻繁に変えています。

今なら、広島東洋カープを応援した展示が!

フィギュアやグッズが水槽にディスプレイされていました!

カープ好きにはたまらん!

頻繁に展示内容や展示される魚が変わるので、何度来ても新鮮な気持ちになれるんです♡

そしてこんなフォトスポットも!
魚たちと一緒に写真を撮ることもできちゃいます。

裏側を覗き見できちゃうスポット

宮島水族館は飼育員さんとお客様の距離がとても近いんです。
だから、普通は見れない裏側が見れる場所があります。

例えば、ここ。

奥は行き止まりになってるこの場所。
実はスナメリのプールを上から見ることができます。

いつもならスルーしちゃいそうな場所だけど、よく見ると見つけられますよ!

飼育員さんのお仕事を覗き見できちゃうかも!

中が気になる「関係者以外入らないでください」の扉にも小さな窓が!
水槽の裏側が少しだけ見えるんです!

ちょっぴり覗けちゃうのって、なんだかドキドキしますよね。

宮島水族館の人気者、スナメリ

階段を降りると、スナメリのプールが!
スナメリは人懐っこいので、手を振ると寄って来てくれることもあります。

か…かわいい!!

なんと、スナメリは瀬戸内海にすんでいるんだそうです!
フェリーから見えるかも…?

尻無濱さん

尻無濱さん

宮島水族館では、スナメリの繁殖や研究、調査も行なっています。
スナメリの3世代繁殖に成功したのは、世界で初めてなんです。

りこ

りこ

世界初…!すごい…!

日本でここだけ!タチウオの周年展示

タチウオを周年展示しているのは、実は宮島水族館だけ。

実は、タチウオはうろこがないのでとってもデリケート。
人間がふれると体温でやけどみたいになってしまうんだそうです。

水槽の壁に当たるだけでも怪我をしてしまって、長く飼育するのがとても難しい魚。
そんなタチウオを1年を通して飼育している水族館は、宮島水族館だけなんです!

タチウオを見に行ったら、フラッシュ撮影などで刺激を与えないように注意しましょうね!

いろんな角度から楽しめる大水槽

そしてここが、宮島水族館でいちばん大きな水槽です。

とにかく魚たちとの距離が近いのが特徴。

こーんな大きなエイもいます!
小さな水族館だからこそ、こんな至近距離で見れるというメリットがあるんです。

このエイ、わたし乗れちゃいそうだな…

そして水槽が少し内側にくぼんだ形をしています。

こうすることで、下から見上げると泳ぐ魚をみることができるようになってます。

周りの小窓や隙間のガラスからも、いろんな角度で見ることができます。
小さなところまで見やすいように工夫されているので、細かい場所まで見てみてくださいね!

隣には、最初に見たカキいかだの下の部分が!
水槽が斜めにカットされているので、自然と上を見上げてしまいます。

下から見るとこんな感じに見えるんですねー…

海の生きものの衣食住

ここのコーナーは館内で唯一、瀬戸内海以外の魚たちを見ることができるところです。

海の生きものたちが、

「どうしてこんな色や形をしているのか?」
「どうしてこんな口をしているのか?」
「どんな場所で暮らしているのか?」


などを知ることができます。

子供たちも楽しめる学習パズルもあります。
(かなり苦戦してしまったけど…)

生きものにふれあえる!ふれあいの磯

水槽コーナーを抜けると、明るくて広い場所に出ました。
そこにあるのが「ふれあいの磯」です。

夏は磯にそのまま入って、ジャブジャブしながら生きものとふれあったり、
冬は、足湯になってドクターフィッシュとふれあったりなど…
季節ごとに変化しながら楽しむことができます。

足洗い場もあるので、濡れても大丈夫!
お子様連れのお客さんなどは、着替えやタオルを持って遊びにくる方も多いんだそうです。

飼育員さんに、今日はなんとカブトガニをさわらせてもらいました。

おおおおおおおおっ

すごい…!カブトガニ持ってる、わたし。

ナマコもさわってみました。

飼育員さん

飼育員さん

どっちが口で、どっちがお尻かわかりますか?

わかんない…

飼育員さん

飼育員さん

こっちがお尻ですよ〜

りこ

りこ

(なんで分かるんだ…)

まだまだある!宮島水族館の魅力

瀬戸内海のお魚や生きものを見ることができる、宮島水族館。
広島で生まれ育った私でも、知らないことだらけで新しい発見がいくつもありました!

ここまででも、十分なボリュームなのですが…

実は、宮島水族館の魅力はまだまだこんなものではありません!
この続きは後半「宮島水族館をどこよりも詳しく紹介!〜海の動物とふれあい編〜」をご覧くださいね!