こんなに!?注文住宅を建てる前に知っておきたい費用の内訳
こんにちは!
ペコマガ編集部のサティコです。
マイホームを持つことを夢見ている人は多いはず。
ただ、家を買うのに踏み込めない理由がありますよね。。。
その理由のほとんどはお金のことだと思うんです!
今回は注文住宅にかかる費用を分かりやすく説明します!
何にかかるのかを明確にし、予算を立てることで、夢のマイホームが夢じゃなくなるんです!
知っておいて損はなし!
建物の費用だけじゃない!建築総額4つの内訳
全部でかかる費用のことを建築総額と言います。
建築総額は4つに分けられます。
- 建物本体工事費用
- 土地費用
- 付帯工事費用
- 諸費用
この4つは、これから家を購入する際の基礎知識となりますので、知っておきましょう。
1)建物本体工事費用|建物を建てるためにかかるもの
建物本体工事費用とは、建物そのものを建てるためにかかる費用のことを言います。
土地費用を抜いた建築総額の約70〜80%程度が建物本体工事費用の相場です。
ハウスメーカーの広告などでよく目にする住宅価格や坪単価は、建物本体工事費用だけを指している場合が多いです。
例えば、「住宅価格35坪1,800万円」と書かれている場合、1,800万円を払えば買えるわけではありません。
後で説明する付帯工事費用と諸費用が必ずプラスされ、建築総額は約2,600万円ほどかかります。
建物本体工事費用の内容は、
- 標準外部工事(基礎・構造体・屋根・玄関ポーチなど)
- 標準内部工事(玄関・台所・洗面所・浴室・便所・内部建具など)
- 標準付帯設備(台所設備(キッチン・戸棚・換気扇)・洗面台・便器・浴槽など)
- 電気設備(分電盤・屋外配線一式・照明器具・コンセントなど)
- 給排水設備(屋外及び屋内1m以内までの給排水配管・給水栓など)
などが含まれています。
専門用語だらけになりますが、なんとなく想像つきますね。
簡単に言うと、建物本体工事費用は、竣工後の出来上がった目に見える建物と水回りになります。
家をひっくり返したときに、『落ちてこないもの』と言った方が分かりやすいですかね。
2)土地費用 |土地代金+約90万!?
土地購入もされる方は、以下の費用も必要になります。
坪単価ばかりに目が行きがちですが、土地代金以外にもさまざまな費用がかかります。
- 土地代金(例:1,500万円)
- 仲介手数料(例:56.1万円)
- 登記費用(土地)(例:25万円)
- 固定資産税分担金(例:10万円)
仲介手数料は、土地代金によって変わります。
この例の場合、登記費用は約25万円、固定資産税は約10万円で、プラスで91万円もかかります。
このように土地代金以外にも様々な費用がかかってしまいます。
ローコスト住宅メーカーで建てても、大手ハウスメーカーで建てても、この土地費用は同じなので注意しておきたいポイントです。
3)付帯工事費用 |土地によって大きく変わる!
付帯工事費用とは、別途工事費用とも言い、建物以外の工事などにかかる費用のことを言います。
先ほど、説明した建物工事費用はみなさん想像つくと思うのですが、「付帯工事費用ってなんなの?」て思いますよね。
選ぶ土地によってかかる費用が変わるので、注意が必要です!
土地費用を抜いた建築総額の15〜20%程度が付帯工事費用の相場です。
付帯工事費用の内容
- 屋外電気工事(電線を道路から敷地内に引き込む)
- 屋外付帯工事(給排水管を建物に引き込む)
- ガス工事(ガス配管を引き込む)
- 解体工事(古い家を取り壊す)
- 基礎補強工事(地盤改良や杭打ち工事)
- 照明・カーテン工事(照明・カーテン・エアコンなどを取り付ける工事)
- 外構・造園費用(門・塀・カーポート、家の周辺工事)
などが含まれています。
外構は外部発注できる
これは少し余談ですが。。。
外構は外部発注できるんです。
「わざわざ外部発注しなくても、家を建てるハウスメーカーで頼めば良くない?」
って、思われますよね。
実は、広島にはおしゃれで良い外構屋さんがたくさんあるんですよ〜♪
自分で外部発注した方が安く済む場合があります。
安く済むのであれば、無駄な予算を出さなくて良いですね。
ただし外部発注の場合、住宅の担当者とは違うので建物のデザインと合うように、しっかりと打ち合わせをしてくださいね。
そして、住宅営業マンは自分のところで注文して欲しいから、そんなことは教えてくれません。。。
これは裏話になりますので、住宅営業マンさんには内緒ですよ…!
外構を外部発注する注意点
予算を抑えられるというメリットがある外構の外部発注ですが注意点もあります。
1つは、自分で探して手配すること!
ネットなどで探したりして、口コミや施工例を見ると良いですね。
もう1つは、住宅ローンに組み込めない可能性が高いです。
なので、現金を用意しておく方が良いでしょう。
土地選び&外部発注がカギ
屋外電気工事・屋外付帯工事・ガス工事・解体工事・基礎補強工事は、土地によって費用が異なる場合があります。
道が狭くて大型トラックが入らなかったり、地下水が通っていない土地だと通常より工程が増えるので割高になってきます。
元々建っていた古い家を取り壊す解体工事費用や、土地が元々田んぼなどで緩そうであれば地盤調査・地盤改良工事の費用が発生します。
なので、土地選びはすごく重要になります!
照明・カーテン工事・外構・造園費用は外部発注をすることができます!
自分で手配することもできるので、ここで予算を抑えることもできますよ。
商品によっては住宅メーカーの方が安いものもあるので一概には言えません。
外部発注になると住宅ローンに組み込めないことが多いので注意してくださいね。
このように付帯工事費用は、工事を見る機会がなかなかないので、想像がつきにくい部分なんです。
電気・ガス・水道など生活必需品が付帯工事になります。
また、建物工事費用と付帯工事費用を合わせて建築工事費用と言います。
建築工事費用の細かい内訳は住宅メーカーによって異なりますので都度ご確認ください。
4)諸費用 |建築総額の5〜10%
諸費用とは、建物や建物まわりの建築工事以外にかかる費用を言います。
目に見えない、形に残らないものにかかる費用がほとんどです。
土地費用を抜いた建築総額の5〜10%程度が諸費用の相場です。
注文住宅にかかる費用は、工事費用だけではないんです。
諸費用の内容は、
- ローン登記費用
- 工事・引越し費用
などの費用があります。
ローン登記費用
ローン事務手数料・各種印紙代・登記料(所有権移転・抵当権設定等)があります。
工事・引越し費用
敷地調査費用・地盤調査費用・確認申請費用・各種申請費用・引越し費用・仮住まい費用・地鎮祭・上棟式・水道加入金などがあります。
余裕を持った予算組みを
更に初めて聞く言葉、難しそうな言葉が多いですよね。
分からないことが多く、支払い先や支払い方法が様々ですし、必要なことも1軒ずつそれぞれ違ってきます。
住宅メーカーの担当者がきちんと説明してくれるので安心して良いですよ♪
住宅プランや契約の内容などによって、費用が変わる可能性があるので余裕を持って約10%分の費用を確保しておくと良いでしょう。
まとめ)まずは知っておくことが大事
この表のように、付帯工事費用と諸費用はどこの住宅メーカーで建てても、費用はほぼ変わりません。
そして必ずかかる費用なんです。
こういうところを注意し、メーカー選びもしくは土地選びから考えましょう♪
更地を購入して建てる場合と、古家を壊して建てる場合では、費用の内訳が違ってきます。
実際にかかるお金や、それの内訳はその土地や設計・間取りなどのプランで大きく変わってきます。
住宅メーカーの担当者に相談し、しっかりした予算を立てることが大切です!
私が注文住宅を建てた際、費用内訳の情報を全く知らずに話が進んでいきました。
知らないで話が進むと、自分が考えている以上に予算が上がってしまいます。
家づくりをはじめる前に、どこに大体いくらかかるのかを知っておくことで、予算オーバーを防ぐことができます。
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