「私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。」を片手に、お散歩してみませんか?

ペコマガ学生編集部

残暑お見舞い申し上げます。
広島蔦屋書店の河賀です。
Go Toままならぬ中猛暑日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

遠方へGo Toできない昨今、超身近なGo Toを楽しむヒントがつまったムック本を今回はご紹介します。

「私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。」 

「私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。」平野紗季子

フードエッセイスト平野紗季子が2016年から2020年まで雑誌「Hanako」で連載した、「私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。」をまとめたムック本で、散歩を通して出会った食や人や風景やその他諸々、街のシーンの集積が綴られています。

これは何?それはどんなの?何のために?散歩して出くわす「?」が自分の常識を剥がしてしまう。
誰かの日常は自分にとっては驚きと発見だったりして!
そんなよくあるタウン誌には載ってなさそうなスポットが、平野紗季子の視点と巧みな表現力により更に興味をそそられるものとなるのです。

魅力的な もくじ

まず、もくじからもう面白そうなんです。

  • 「インバウンド失敗、有楽町」めっちゃ成功してそうだったけどね。
  • 「喫茶の不協和音。豊島園」どゆこと?ん~でもなんか分かるような気も。
  • 「裏で煮ている。浅草橋」どんなキャプションやねん!そして、煮ていた。

どうですか、面白そうですよね。

実際見ても読んでも面白くて、時にはハッとするような文章もあり、読み物としてもおすすめです。

わたしも散歩とごはんは好きです。
それで見つけた喫茶店や定食屋に一人で平気で入ったりしますが(いや、オドオドしながらの時もある)だれかと行くときの楽しみとはちがう、緊張感と発見を伴う自由時間が大好きです。

先日ある島のずっと気になっていた古い喫茶店に行きました。
入るとそこは島の静寂に反して4,5人のご老人が酒盛り中でした。
完全アウェイな雰囲気の中、愛想笑いしながら注文したアイスコーヒーに巨大な豆大福と茹でむきエビがついてくるというカオス。
(今素手でむいたよね。いや、サービスなんだよね、ありがとう。)

もう少しで八代亜紀とか歌わされるところだった。
これが喫茶の不協和音か!?
ちょっとこのお店は散歩初心者向きではないかもしれませんが(笑)

お散歩で日々の中に “新しい発見” を

ご近所でも、お店に入らなくとも、建物や街の歴史にのぞくカオスの発見をぜひ楽しんでいただきたい。
身近な日常にある楽しみを見つけられたら、少し人生が楽しくなりそうじゃありませんか。

さぁ、「犬かよ」を楽しみ方バイブルとして小脇に抱えてまずは近所へGo To!