広島に現れた「xi Boyz」。謎の集団が考える広島のファッションとは!

こんにちは!
ペコマガ編集長の、市川梅(@ume_ichikawa)です!!

今回は、以前取材させていただいたローカルチャーストアで出会った謎の広島のファッションブランド。
xi Boyz(サイボーイズ)」さんのアジトに向かっております。

xi Boyzって胸熱な感じしたけどどんな集団?

xi Boyz(サイ ボーイズ)
写真左から:ヒカルさん、チャーリーさん、サックさん、アキラさん、MIKKAさん、ガクさん

どどん!!
アジトに集合してくださったサイボーイズのみなさまです!!

この絵なんかすごくない?いろいろ聞いて”なんか”の部分を知りたい。

ローカルチャーストアでは3人の方にお会いしたけど、メンバーは全員で7人!
(ご都合の関係で写真にはいらっしゃらんけど、プラス正道さんで7人です!)

どうやってサイボーイズができた?

どんどんいろいろ聞いていこうと思います。

まず最初に明らかになったのは、メンバーさん全員本業が別にあるっていうこと!

うめ

どういう経緯で、みなさんでサイボーイズをしようってなったんですか?

アキラさん​(1番)
天満町にある「morning juice stand」のオーナー
柔らかな物腰じゃけど、なんかオーラ強め。

アキラさん

初めはダンサーしよるMIKKAと2人で「好きなこと表に出して、なんか違うことしたいね!」っていうところから始まったんよ。
そこから、洋服の学校に通っとったチャーリーとか、若手のヒカルとか誘ってって感じじゃね。

どんどん仲間集結的な!感じですね!!

これまでのサイボーイズは

  • 2019年3月〜ものづくり開始
  • 2019年5月 平成グッバイで第1弾POP-UP
  • それからPOP-UPでのみの販売活動

という流れだそう!

広島にできたての熱々ブランドなんじゃ!!

アキラさん

サイボーイズのサイってサイコロ(賽子)のサイなんよ。
じゃけえ、メンバーみんなに数字があるよ。

うめ

1人多くないですか??

アキラさん

初め6人だったんじゃけど、最後にどうしてもヒカルに入って欲しくて、ヒカルが0!

なるほど!それで7人なんじゃ!!
ヒカルさん、大抜擢。

好きなところ聞いたら見えてきた!サイボーイズらしさとは!

うめ

ヒカルさん的、サイボーイズのいいところってどんなところですか?

ヒカルさん​(0番)
シルバーのアクセサリーを作ったりされとって、将来的にはお店も出されるそう!
鼻のピアスは4Gだそうです。

ヒカルさん

意見を尊重してもらえる「仲間」っていうところですかね。
年下じゃけど意見言わせてもらえて、いろいろ学ばせてもらえる場でもあります。

たしかに。年関係なく「仲間」感が強く感じる。
会社以外のところで学べる場っていろいろあるけど、こういう仲間から学べるって貴重!!

うめ

みなさまにも、サイボーイズのいいところ、伺っていいですか?
あ!番号順に聞いていいですか!

それぞれみなさんの思うサイボーイズのいいところを聞いたら、どんなブランドなんかが分かってきそう。

アキラさん

1番は俺じゃね。
サイボーイズのメンバーはいいバイブスがあって、それぞれのポテンシャルに秘めたものがあるけえ好きじゃね!

ガクさん​(2番)
エキニシにある古着屋さん「bluered」のオーナー
広島で敏感な若者はガクさんのお店に集まるらしい!

ガクさん

「緊張感のあるメンバー」ですね!

1言でまとめる力。

MIKKAさん​(3番)
有名な芸能人のバックダンサーもされる広島でも指折りのダンサーさん。
MIKKAさんパワーでファミレスで割引してもらえるほど強い。

MIKKAさん

みんな好きな文化が違うけえ、いろんな引き出しがあるところがいいね!
例えば自分はダンスやっとるけえHIPHOPじゃし、みんなは古着、モード、ストリート…
あらゆるジャンルが好きなメンバーなんよ。

いろんな要素をファッションに取り入れられるって強い!

本業が別にあることに加えて、こんなバラバラなのもサイボーイズのいいエッセンスになるんじゃなー。

サックさん​(4番)
サイボーイズのデザインも手がけるグラフィックデザイナー
MIKKAさんと幼なじみで、映画大好き多いときは年に400本観るらしい!!

サックさん

みんないいやつじゃね。刺激もあるし。
それぞれ得意なことが分かれとって、俺は服作って、アキラは発信が得意で、俺はデザインに専念できる。
売れるものを意識せずに作れるんよ。

どんどん、サイボーイズらしさの根元が見えてくる!!

サイボーイズってありふれたデザインは全くなくて、それってファッションが好き人にはたまらんなー!!

サックさん

飽きんくて、結局手に取るっていうものをつくりたいよね。

チャーリーさん​(6番)
江波にあるレザー小物屋さん「handove」のオーナー
服作りに詳しくて、一番謎。ちょっと癒しキャラみたい。

チャーリーさん

みんなキャラが違うところがいいよねえ!
みんなが言ったこととかぶるかも知れんけど、意見もバラバラだしね。

正道さん​(5番)
国泰寺にあるアパレルショップ「invove」スタッフ
みなさんに伺うと、サイボーイズで1番正常らしい。

今回はご都合で取材に日にお話しお聞き出来んかったんじゃけど、サーボーイズのエージェントナンバー5番は正道さん!

「involve」のスタッフさんとしてだけじゃなく、人気のカフェ「choueccha」のメンバーさんでもあります。
気になる方は、是非お店へ!!

わたしも遊びに行くぞー!

変化や過程も楽しむサイボーイズ的ファッション

アキラさん

広島って、いい変化の途中にあると思うんよね。
サイボーイズがその中心となって変化していきたいね。
外からの刺激に飢えとるところがあると思っとって、キャッチーな要素がどんどん広がって欲しいんよ。

うめ

広島の変化の中心になるってかっこいい。

アキラさん

サイボーイズはこのメンバーじゃけえ、今回たまたまファッションだったんよ。
みんな同じパッションを持っとって、好きじゃけえやっとる。
メンバーそれぞれにハマるターゲットがあって、サイボーイズはその分野の「キー」の集まりだと思うよ。

すごい話。
わたしも「キー」って言われるくらい頑張らんにゃいけん。

こうやってサイボーイズってできとるんじゃなー。

うめ

具体的に、ファッションでみたときはどんな要素が入ってるんですか?

サックさん

自分たちが着たいように作っとって。
このシリーズは作るときに香港とかそういう気分だったんよね。

サックさん

じゃけえなんか中華っぽいじゃろ?

チャーリーさん

ラーメン食べて最後に、こういうマーク見たことない?
スープは最後まで飲まないタイプ??

うめ

あー!分かります!!
丼の底にある!

サックさん

喜喜って書いてあるんじゃけど、よく見たら「xi Boyz」が隠れとるんよ!

ご説明いただくと…
xi Boyzの文字が!!

うめ

分かりました!!すごい!!
そんなそころにまで意味が!!

サックさん

バンドTとかってよく着るじゃん?
なんのバンドか知らずにデザインだけで着てももちろんいいんじゃけど。
知ったらもっと自己満度上がるよね!

アキラさん

最近ってすぐ携帯で調べたら分かるもんね。
コミュニケーションもSNSが多かったり、QUICKなのがみんな好きよね。
でも、サイボーイズはアナログなことをしよるんよね。

うめ

すごい。なるほど。

アキラさん

いきなり0を1にするんじゃなくて、その過程を楽しみたいよね!

サックさん

時代の空気を含んだものをデザインしたいね。

取材で、サイボーイズの”なんかすごい”な理由が、少し分かった気がする。

完成したアイテムだけでも、サイボーイズではフォントなどの細かなとこまで意味のあるものに作り込んであって!
でも、きちっとした枠の中にサイボーイズがあるんじゃなくて、それぞれメンバーの個性だったりそのときの空気感だったり。

いろんな要素も含まれとるけん、サイボーイズらしいけどサイボーイズのファッションを身に付ける人らしさも組み込めそう。
もっといろんなサイボーイズのファッション見てみたい!!

ただ、1人1人みなさまの個性が強くて、全部は分からんかった気がする…。

そんな「謎じゃけどなんかいい!」な部分も楽しめるのがサイボーイズなんじゃろう!!
と!わたしは解釈しました!!

これからサイボーイズが広島にどんなファッション旋風を巻き起こしていくんか!!

次回のPOP-UPの予定もある…らしい!けん!
みなさま乞うご期待じゃね!!

わたしも「キー」になれるように励むぞー!!
ペコマガ編集長の、うめでした!