ハマる人急増中!ニッチすぎる“リトルプレス”の世界【広島蔦屋書店】

こんにちは。広島蔦屋書店の河賀です。

すごしやすい季節になりましたね。
季節の変わり目は想像力が高まり、何をするにも良い時期といいます。いわゆる○○の秋!ですね。
個人的には食欲の秋も捨てがたいですが、今回はやはり満を持して読書の秋をおすすめします。

注目してほしい!リトルプレスの世界

今回おすすめする「リトルプレス」とは、少部数で発刊する自主制作の出版物でZINE(ジン)とも呼ばれ昨今注目されています。
そう、注目されてほしい!いや、注目して!(笑)

リトルプレスの特徴
1 タイトルや装丁が自由で魅力的
2 ニッチでマニアックで自由な世界観も魅力的
3 読みやすい文章量やお手頃価格のものが多く魅力的

そんなとにかく魅力的なリトルプレス界でも異彩を放ち人気の「八画文化会館」をご紹介します。
八画文化会館(八画出版部)は旅と文化をテーマとし、終末観光というスタイルのもと、廃墟、珍スポット、レトロな街並み等を案内するインディペンデントマガジンです。

おすすめのリトルプレス「八画文化会館」

八画作品はおすすめ作品が目白押しなのですが、その中から今回は八画文化会館Vol4「日本のワンダーランド伊豆」をちょこっとご案内します。

伊豆はレトロな観光地という認識はおありと存じますが、こちらに掲載されているのは単なるレトロではありません。
これが伊豆なの?とギョッと目を引く画像や、爆笑ものの旅情報満載です。

そして本書終盤に掲載されている「ローカルはみだし情報」では全国の面白情報やウソかホントか分からない噂などをお届けしていて役に立たない情報をゲットできます。

ニッチすぎる世界にハマること間違いなし

本を読むということは未知なる世界との遭遇といいますが、リトルプレスは手軽に読めるその最たるもの。
何の役にも立ちそうもない事を知ることは人生において素晴らしいことであり、新たな自分の感性と出会うチャンスでもあると思うのです。

売れる本、利益を優先するのではなく、自分の好きなものへの想いを伝える情熱はそれはそれは熱く伝わるものがあります。
オタクに憧れる凡人のわたしにとって八画文化会館をはじめ多くのリトルプレスは、最高の先生であり、友達であり、ひまつぶしなのです(笑)

広島蔦屋書店ではリトルプレスコーナーを展開中

広島蔦屋書店では「リトルプレス」を常設展開中です。お手に取っていただけたなら、小出版であるからこその面白さにあなたもハマるかもしれません。