
こんにちは!
ペコマガ編集部の、さっちゃん(@m.nene521)です。
一生に一度しか建てないであろう、注文住宅。
失敗したくない!成功したい!と思っている人は多いはず。
そこで、実際に広島に注文住宅を建てたSさんに話を聞きに来ました!
今回は、Sさんが実際に住んでみたら想像していたのと違った、間取りの失敗談についてご紹介します!
ご紹介の前に、Sさんが間取りを考える際に意識したことがこちらです。
-
Sさんが間取りで意識したこと
- 家族とコミュニケーションをとれるようにする
- 洗濯をラクにできるようにする
- 家事をしながら子供と接するようにする
これらを意識し間取りを考えたことで、住んでみてちょっと想像していたのと違うという点があったそうです。
それでは、ご紹介していきます!
吹き抜けがなくて失敗?リビングの広さに不満

Sさんが住みはじめてみて間取りでなにか気になるところはありますか?

Sさん
リビングをもっと広く感じたくて、吹き抜けにしたら良かったなと。。。

なるほど〜
じゅうぶん広く見えますが、住んでみると足りないのですね。
吹き抜けだったら、天井が高いから圧迫感なく広く感じますよね。

Sさん
でも吹き抜けにしたら2階スペースが狭くなってしまうので、悩んだのですが吹き抜けにはしませんでした。
では、リビングを2階にして吹き抜けにされる事は考えました?

Sさん
家族とのコミュニケーションを大事にしたくて、リビングイン階段にしかったんですよね。

リビングイン階段とは、住宅のリビングの中に作られた階段のことです。
Sさん宅は、1階に玄関とリビングダイニング、2階に子供部屋があり、2階から玄関に行く際に必ずリビングを通るようにできています。
そうなると、やっぱりリビングは1階になりますね。


Sさん
そうなんです。なので今の間取りになりました。
リビングにいると家族と顔を合わせる回数が増えたので、リビングイン階段には満足しています。
これでリビングに開放感があると最高だったんですよね!
全部の理想が叶いそうにない際は、優先順位の上の方から満足できるように考えるしかないですよね。
Sさんの優先順位は、1に家族とのコミュニケーション、2に広さ、だったからこの間取りになった様です。
Sさんの様に、優先順位を決めて設計できたら良いですね。
狭くて失敗?洗濯物が干しきれない

他にも間取りでなにか気になるところはありますか?

Sさん
洗濯物干しを、もっとラクにしたかったです。
私もです!
家事をする方は誰でも思ってることですよね。

Sさん
今、脱衣所に室内干しができるようにしているのですが。。。

すごい便利じゃないですか!?

Sさん
スペースが足りなかったんです。
今4人家族なんですが、ここだけじゃ干しきれなくて。。。
確かに。。。
一箇所で完結したいですね。

Sさん
なのでこの脱衣所をもっと広くして、洗濯物を全部一箇所に干せるようにしたかったです。
洗濯干す箇所は一箇所で済ませたいし、それが室内だとなおラクですよね。
花粉症の方は室内干しじゃないとしんどくなるそうなので、室内に干すスペースは必須ですね!
その際のポイントは日が当たるところに設置し、風通しが良いスペースの方がおすすめです。
場所を選んでスペースを作ってくださいね。
少しの差で失敗?リビング学習に不便

やっぱり実際に住んでみると、いろいろ”もっとこうしたらよかった”って出てきますよね。

Sさん
そうなんですよね。もう1つ間取りで気になることがあるんです。
子供が小さいうちは、キッチンで家事をしながら勉強みるようにしたくって。

今、流行ってますよね。
多くの家庭で”リビング学習”を取り入れていらっしゃいます。

Sさん
ダイニングテーブルで勉強するようにしようと思っていたのですが、ご飯の準備をしていると少し狭く感じそうですよね。


Sさん
なので、ダイニングテーブルの横に学習机を置くスペースがあったらいいなと思ったのですが置けそうになくて。
隣の和室に置くのはどうですか?
(今は遊ぶスペースにされています。)


Sさん
畳を気に入っているので、机は重いから置くと畳が痛むのがちょっと。。。
そ、そうですよね。。。
ダイニングスペースが学習机分広いと、勉強を目の前で見ることができますね。
子供が勉強する時のシミュレーションもしっかりできていたら良かったですね。
私の家もリビング学習にしたいなと思い、設計の時点で家具も合わせて考え建てました。
実際子供が勉強する際は、そのスペースで勉強してくれるのかなぁ。。。
まだ小さいのでどうなるのかなぁ。。。
間取りに関して後悔しないための豆知識
誰でも、できるだけ広い家に住みたいですよね。
例えば、
- 玄関ホールを作らない
- 廊下を作らない
- デッドスペースを作らない
- 壁を少なくする
- 中二階を作る
などを意識すると、少しでも広くできます!
また、視覚的に広く見せる方法は、
- 内装を明るい色にする
- 天井を高くする
- 玄関ホールからリビングの扉を斜めにする
など意識すると、広く見えますよ。
また、リビングから出れるテラスやウッドデッキを作ると、繋がったように見えるので広々と感じます。
こういった方法を知っておくと役立つので、なるべく多くの選択肢を持っておきたいですね!
間取りを決める際は必ずシミュレーションを!
Sさんはリビングをもっと明るく、そしていろんな箇所を広くしておけば良かったとお話ししてくださいました。
住宅は住んでみないと分からないことがありますよね。
でも、それだと遅いですしね。。。
当たり前ですが、広くなるスペースができると狭くなるスペースができます。
必要な優先順位を考えて決めて、しっかりシミュレーションしイメージしてください。
間取りは1度決めたらなかなか変えられないので、担当者の方としっかり相談して決めることが重要ですよ!
あなたにとって良い暮らしの参考になりますように♪