
山口県柳井市出身。趣味はドラムと弾き語りの松本リンダです! 愛犬はマルプーのクロちゃん。地元とおいしいものだいすき!
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御菓子所 高木 広島市十日市町1丁目4-26 TEL.082-231-2121 /営業時間.販売9:00〜18:00、喫茶10:00〜17:00(L.O. 16:30) /店休日.元日のみ /駐車場.3台
こんにちは!ペコマガ編集部のリンダ(@linda.drums)です!
本日は、広島市中区十日市町に本店を構える「御菓子所 高木」をご紹介します!
私自身、和菓子を普段食べることはないんですが、今日をきっかけに和菓子が好きになれたら嬉しいな~!
ということで、御菓子所 高木へレッツゴーです!
御菓子所 高木は、1919年創業の老舗和菓子店です。
創業時はあんみつやぜんざいなどを出す喫茶のみで営業していましたが、戦後に現在のような持ち帰りの和菓子販売も始められました!
材料の質にこだわって、昔ながらの高品質な和菓子を提供し続けることが高木のこだわり。
どの商品も、長い時間をかけて丁寧に考えられています!
入口入ってすぐには、持ち帰り用の和菓子が並んでいます。
カステラや羊羹、もなかなど、和菓子は全部で20種類以上!
お客様は自分用に買うという方はもちろん、贈り物としての利用も多いそう!
大切な行事や大切な人への手土産を選ぶ際、「高木であれば安心して任せられる」という信頼を目指しているそうです!
こちらは「季節の上生菓子」です!
季節のイベントや風物詩に合わせた生菓子が、約2週間ごとに入れ替わりで販売されています。
戦後すぐから始められた伝統ある商品です!
取材日の今日は2月中旬ということで、ひな祭りに合わせた6種類が並んでいます。
店舗奥には、喫茶スペースもあります。
こちらでは、和菓子とドリンクのセットやお赤飯とおかずがお重になった「お赤飯弁当」など、お食事を楽しむことができます!
おすすめの和菓子を持って帰ってきました~!
紙袋に書いてあるマークは、御菓子所 高木といえば!な"鶴亀マーク”です。
和菓子の店頭販売を始める際、2代目の神谷さんが『復興を目指す広島を元気付けたい、喜ばしいお菓子を作りたい』という願いを込めて、縁起の良い鶴と亀を使ったこのマークが誕生しました。
それでは、いただきます!
季節の上生菓子 各292円(税込)
6種類あった季節の上生菓子の中から、今回持ち帰ったのは3種類。
お雛様がモチーフと桃モチーフの、
こうして並んでるのを改めてみると、本当にかわいい~!♡
上生菓子は繊細なお菓子なので、持ち帰る時は崩れないようまっすぐにして持ち帰ります。
ちなみに保存は常温で大丈夫ですが、生菓子なので製造日から3日以内に召し上がってください!
お持ち帰りの際には、説明書きも付いています。
御菓子所 高木のホームぺージでは、もっと詳しいお菓子の説明や豆知識も掲載されています!
今回のひな祭りで言うと、どうしてひな祭りにぼんぼりが使われるようになったの~とか、どうして桃の節句なの~とか、お菓子と一緒に季節の豆知識も楽しみたいですね!♡
西王母からいただきます!
季節の上生菓子はデザインによって素材や作り方が違うんですが、こちらの西王母は"練切”で作られています。
素材によって味ももちろん違って、練切で作るとマットな感じになったり表面に模様を付けられたりするんだって!
ひとつずつ、デザインや味、食感の違いを楽しむことができます!
やわらか~くて、ねっとりした練切製の西王母。
いただきます。
中が胡麻入りあんこです!!
口のなかであんこのしっとりした甘さ、胡麻の香りがふわ~っと香ります。
おいしい!!
いつも私が良く食べるスイーツの甘さとはまた違って、和菓子らしい上品な甘さです。
続いてお雛様をいただきます。
外側は外郎(ういろう)で、中には色付きの白あんが包まれています。
外郎で作るとクリアな透け感が出るんですよ~!と教えていただきました!
うんうん、たしかに透け感を感じるお雛様の衣です。
ん!モチっとした感じです!
でも中の白あんはねっとりしっとりだから、モチっ、からのしっとり!
そして甘すぎない上品さ!
今回はひな祭りなので、男びなと女びなを含めて6種類でしたが、通常は5種類の上生菓子が販売されています。
5つの違う食感、味、質感を味わいながら、季節の流れを感じられます!
鶴亀もなか 162円(税込)
続いて、こちらの鶴亀もなかをいただきます!
この鶴亀もなかは、御菓子所 高木の中で1番長い歴史を持つ商品です。
戦後、砂糖やあんこが少ない中でも『ちゃんとした質の良いお菓子を作ろう』という信念から生まれ、現代まで愛され続ける伝統ある鶴亀もなか。
もなかの皮には広島県産のもち米を使用。
備中産大納言小豆のつぶ餡と、抹茶餡の2種類があります!
縁起のよい鶴亀マークはもなかにも!
今回はつぶ餡をいただきます!
はい!つぶ餡がギュッともなかに挟まれています。
もなかの皮は、サクサクとしっとりのちょうど中間!
サクってしたとおもったら、つぶ餡のしっとりに吸い込まれるみたいに、もなかの皮が一緒にふわっとなりました。
和菓子店が作るレモンケーキ「ひろしま檸の花」
ひろしま檸の花 184円(税込)
最後に、「ひろしま檸の花(れのか)」をいただきます!
たくさんの広島銘菓がある中で、和菓子店ならではの商品を作ろうと生まれたのが檸の花。
大切な人と、広島での旅の思い出を共有したい方に向けて作られた商品です。
和菓子の材料で、求肥や大福を作るときに使われるもち粉が生地の中に使われています。
手でちぎろうとすると、もうこの時点で分かるもっちり感。
ぱか!
割ると、中にレモンの餡が入っているのが分かります!
レモン餡を入れているって、和菓子店ならではですよね。
口に入れたら、檸檬の香りがしっっかりと!!!
生地のモチモチ感は、他のレモンケーキにはない食感です!!!
ごちそうさまでした!
普段和菓子をあんまり食べない私ですが、どの和菓子もおいしかったなあ~!!!
自分用でももちろんですが、誰かと共有したくなるおいしさ!
またひとつ新しい食の扉が開けました!
御菓子所 高木では、和菓子に親しみがない方にも食べていただけるような工夫を込めた商品も作られています。
バームクーヘンに酒粕のようかんを挟んだ「酒々」など、和洋折衷の和菓子も!
和菓子=高級品・あまり食べないものというイメージがあっても、一度お店に足を運んで試しに食べてみてほしい!!
かわいくておいしい御菓子所 高木へぜひ!♡